2001・12月


白い闇(五十嵐均)
アメリカ兵少女レイプ事件に絡むサスペンス。
東京でこんなことがあったら、確かに日本政府破綻するだろうなぁ。
考えさせられたわ。リアルな不安定さが身に沁みた。日本って弱い国なんだなぁ。
花散る頃の殺人(乃南アサ)
「凍える牙」のヒロイン・音道貴子をメインに据えた短編集。
身近に起こるかも知れない事件を扱っているので、ヒロインやその周辺の人間の息遣いも感じられるような気がした。
でも、「凍える牙」はドラマでしか見てない……いかんなぁ。ちゃんと読まなきゃなぁ。ドラマで見る限り、切なかったんだよなぁ。切ない話読むのはつらいなぁ。
伊達政宗・全7巻(山岡荘八)
再読。
相変わらず、小十郎のかっこよさにめろめろになってしまうお馬鹿な私であった。賢くて、忠義な人って、ほんとかっこいいわ。
小十郎のあまりのかっこ良さに、たった2日で全7巻を読破するあたり……致命的にお馬鹿である。
八つ墓村(横構正史)
何故か再読。ちょっと確認したいことがあったのだ。
確認出来たので、安心して(?)読めた。
でも、犯人もトリックも動機もちゃんとわかってるのに、なんでこんなに面白いんだろう。不思議。
エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)
思ったより面白かった。
こう言うジュリア・ロバーツは好き。ラブコメよりこう言う方があってるような気がする。
やっぱり、実話には敵わないわ。
阿部一族(佐藤浩市)
良くも悪くも「森鴎外」と言う感じ。
これは、中学時代に課題図書で読んだんだよね。その頃よりは大人になっているので、言いたいとしていることはわかるけど……むなしい映画です。
薩摩弁がわかりましぇん。
東京攻略(トニー・レオン)
粋な映画と言う感じかな。とても東京でロケしたとは思えないスタイリッシュさ。東京も撮る人が撮れば、いい素材なんだなぁと実感した。
個人的には、イーキン・チェン、遠藤久美子、仲村トオルが良かったけど……彼氏には「好きなだけだろ?」と言われた。その通りです。
のど自慢(室井滋)
面白いと聞いていたんだけど……イマイチ…
なんか役者の個性とセリフに悪い意味で頼り過ぎてる感じ。
誘拐犯
想像を裏切られた。それもよりによって悪い方面で……ショック。
映像的には好き。でも話が……そうじゃないだろうっ!
ジュリエット・ビノシュの悲鳴ばかりが残っちゃう映画……勿体無い〜〜
バニラスカイ(トム・クルーズ)
試写会で本人見た余韻の方がどうしても大きくて……(苦笑)
リメイクらしいんだけど、だらだら長いだけの印象が残る。私がバカなのか、話良くわかんないし……夢オチは駄目だろ。夢オチは…
スパイゲーム(ロバート・レッドフォード)
良かったです〜〜〜レッドフォード、かっこいいです〜〜
ブラピの何倍もかっこいい。年齢を重ねた男のかっこ良さをしみじみと実感した。
映画の造り自体も粋で、伏線満載。セリフの方々に埋められた伏線に、ラストで深く納得しちゃいます。個人的には「自分の馬は自分で殺す」が好き。あと、レッドフォードの女秘書もすごく好き。かっこいい〜〜
スパイキッズ(アントニオ・バンデラス)
コメディとしてもアクション物としても、ほぼC級。
まぁまぁ見られるけど、お奨めはしません。
女の子はもっと可愛い子起用して欲しかったじょ。そしたら、それだけで充分楽しめたのに…。
パールハーバー(ベン・アフレック)
ごめんなさい。
とてもではないが、間違った歴史の定義の上に、どんなドラマを描かれても感動はできません。いくらなんでも、日本は野外で会議なんてしません。
ギフト(ケイト・ブランシェット)
面白かった。たぶん、スリラーとしてはオーソドックスなんだろうけど……かなりどきどきした。恐かったわ。
ラストには、特にどきんとしました。オチを言っちゃうとつまんないので、言わないけど……上手い演出でした。
かなり好き。
エンド・オブ・ワールド
くっら〜〜〜更に重〜〜い。
核戦争後の世界滅亡までの数日間の物語。 「復活の日」とテーマは一緒だけど、こちらは全然救いはありません。ただ、愛する人とともに終わりを迎えられたヒロインのやすらぎだけが、ある意味、救いかも。
考えさせられる映画。重い映画が苦手だと見ていられないだろうと思うけど、宜しければ……3時間弱あります。同じ長い映画でも、「パールハーバー」よりはいけます。















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